2016年3月13日日曜日

授受作用の特徴は何か? 統一思想・原相論より

授受作用の特徴は円満性、調和性、円滑性である 

 原相内の授受作用は、心情を中心とするときも、目的を中心とするときも、円和性、調和性、円滑性がその特徴です。心情は愛を通じて喜ぼうとする情的な衝動であり、心情は愛の源泉です。
したがって心情が中心の時には愛がわき出るようになります。その愛の授受作用が円満なのです。
目的が中心のときも同じです。創造目的は心情を土台として立てられているためです。 
 そのように原相内の授受作用は円満性、調和性、円滑性をその特徴としているため、そこには矛盾、対立、相衝のような現象は存在することはできません。
言い換えれば相互作用に矛盾、対立が現れるのは、そこに心情や目的のような共通要素としての中心がないためであり、愛がないからなのです。つまり外的にいくら授受作用を行っても、愛が中心とならない限り、その作用は調和性、円和性を現すことができず、むしろ対立、相衝が現れやすいのです。 
 この原相における授受作用の円和性、調和性の理論は、数多くの現実問題の解決のまた一つの基準となります。なぜならば今日の世界の大混乱は、数多くの相対的関係が相衝的な関係になっているところにその原因があるからです。
すなわち国家と国家との関係、イデオロギーとイデオロギーの関係、共産陣営と自由陣営の関係、民族と民族の関係、宗教と宗教の関係、政党と政党の関係、労使関係、師弟関係、父母と子女の関係、夫婦関係、対人関係など、無数の「相対的関係」が相衝現象を現しているのです。
したがって、このような世界的混乱を収拾する道は、相衝的な相対関係を円和の関係、調和の関係に転換させることであり、そのためには各相対的関係が神様の愛を中心とした授受作用の関係にならなくてはならないのです。これがまた一つの現実問題解決の基準となるのです。
統一思想より

私が、授受作用で以前は、意識していなかった事があります。
それは、授受作用は、心情を中心とする授受作用と心情の目的を中心とする授受作用があることです。

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