2016年4月8日金曜日

良心の命令に絶対服従するところでのみ、「本然の自己」を取り戻すことができるのです。『真の平和の根本原理・その1』

神様と真の父母様に感謝します。
真の平和の根本原理』のみ言を3回に分けて気になった部分のみ言を載せます。
今回は、み言訓読ブログです。

世界的難題の解決点

全世界は争いと混乱と憎悪に満ちた罪悪世界となっています。
国家も社会も家庭も個人もそうです。
どうして世界がこのように悪くなったのかと言えば、人間個々人は歴史を通じて心と体が争ってきたからです。
この争いは歴史と共に始まり、今なお継承されているのです。
争う個人から自然に争う家庭、争う国家、争う世界となり、神様の一番嫌う悪なる地獄世界を形成しました。
争う世界の始発点は、個々人である男と女の二人です。
ですから、全世界の複雑な問題も、争っている心身の統一と男女問題のこの二つさえ解決すれば、解決を見ることでしょう。
それでは心身がなぜ分裂したのでしょうか。
男女がなぜ和動統一できなかったのでしょうか。
間違いがあったからです。
人間は堕落によって心身が分裂し、男女の紛争が起こり、神様を失ってしまいました。そして、サタンを中心とした悪なる世界になってしまいました。
したがって問題の解決点は、第一に神様を求めることであり、第二に悪なるサタンを追放することであり、第三に心身が統一された男女を探すことです。
エデンから神様はアダムとエバを追い出しました。堕落したアダムとエバは、サタンを中心として結婚し、子供を生みました。そうして人類始祖はサタンの血統を相続するようになったのです。
血統が汚されたというのです。
サタンとなった天使長は神様の姦夫の立場に立つようになりました。
天理原則によれば、愛の関係を結べば所有権が決定されるので、人間の先祖はサタンの所有となってしまったのです。
本来神様の真の愛を中心として心と体が一つになるはずでしたが、心に神様の真の愛が完成する前に、サタン側の偽りの愛が結ばれ、サタンが体に根を下ろしたのです。
そうして心が本来プラスの立場にありましたが、体がもう一つのプラス的立場に立ったため、強く反発することによって心の世界を引っ張り回すのです。
それで神様は宗教を通じて真の愛の力を心に与え、偽りの愛で一つになった体を絶対に屈服させようとされるのです。
心身が真の愛によって統一されてこそ、神様がいらっしゃるところに帰るのです。
堕落した先祖は、偽りの先祖となり、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統の偽りの個人、家庭、社会、国家、世界の地獄をつくったので、これを打破し、神様を中心とした真の父母の真の愛、真の生命、真の血統を復帰して、本然の世界へと回復するのが、宗教の道であり、救世主メシヤが来る目的なのです。

神様もお一人では寂しいのです。
神様も相対理想を中心として天地創造をされました。
なぜならば真の愛を見いだすためです。被造世界を見るとペア・システムになっています。
鉱物世界も植物世界も動物世界も人間世界も、みな主体と対象の関係になっているのは、人間の真の愛の理想のモデルを立てようとするところにあります。
真の愛ゆえに、女性は男性のために生まれたし、男性は女性のために生まれました。
世界の問題の解決は、真の愛を中心として心と体、男性と女性が一つになるために存在するところでのみ完成を見ることができるのです。真の愛は、相対のために存在するところでのみ得られるのです。
サタンの愛は自為的であり、神様の愛は他為的愛です。正反対です。
無形の神様は私たちの真の愛の理想の主体であり、私たちはその絶対的対象の立場にいるので、第二類型の神様の立場にいることを確信し、無形の神様と真の愛によって心身一体を成し、私たちの心を絶対に神様のように侍るところでのみ、堕落した体からサタン世界を追放することができるのです。
良心の命令に絶対服従するところでのみ、「本然の自己」を取り戻すことができるのです。

ありがとうございます。
みなさんに感謝します。
天運・天福がみなさんと共にありますように。

0 件のコメント:

コメントを投稿