いきなり、四位基台・正分合作用と言われてもと、思う方もいると思います。
前回、授受作用の話を少ししましたが、説明不足の所があります、今回の四位基台・正分合作用の内容を説明するのに、必要と思う内容を話しながら、正分合作用の分の意味を考えてみます。
今回の話しの内容は、統一思想(特に原相論)を学んだ内容で理解した内容です。
「授受作用には必ず中心、性相(主体)、形状(対象)、結果の四つの要素が関連するようになります。この四つの要素の相互関係は位置の関係です。すなわち授受作用において、中心、性相(主体)、形状(対象)、結果は一定の位置を占めたあと、互いに関係を結んでいると見るのです。授受作用がなされるときの、このような四つの位置の土台を四位基台といいます。授受作用は、原相においても被造世界においても、またいかなる類型の授受作用であっても、例外なく、この四位基台を土台として行われます。したがって、この四位基台は人間を含む万物が存在するための存在基台でもあります。」
「四位基台とは、中心、主体、対象、結果の四つの位置からなる基台であって、いかなる授受作用も必ずこの四つの位置からなる四位基台に基づいて行われます。」
正分合作用の正は(中心)、分は(主体と対象)、合は(結果)です。
分は、主体と対象で、原相において、性相が主体で形状が対象です。
「性相と形状の授受作用とは何か
原相において、性相と形状が相対関係を結べば、授受作用が行われますが、すでに述べてきたように、そのとき、必ず一定の共通要素が中心となって相対基準が造成されなければなりません。神様において、中心となる共通要素は心情またはその心情を土台とした創造目的です。そして授受作用を行えば、必ず一定の結果を得るようになります。そのように性相と形状の授受作用には必ず一定の中心と一定の結果が伴うのです。心情が中心のとき、結果として合性体または統一体が現れ、目的が中心のとき、結果として新生体または繁殖体が現れるのです。ここで合性体とは一つに統一された形態をいい、新生体とは創造された万物(人間を含む)をいいます。したがって原相において、新生体の出現は万物の創造を意味するのです。」
授受作用、正分合作用の説明でしたが、分の何が理解不足だったか?
正分合作用の分は、二つに分けると思ってました。
食べ物で、のり巻き、ロールケーキ、金太郎飴何でも良いのですが、ロールケーキで例えればロールケーキが、神様で、人間は、神の子だから、ロールケーキを半分に分けたのが人間(男女)ではと思ってました。
しかし、半分に分けただけでは、相対基準が結べないのです。
ロールケーキを生地とクリームに分ける事で相対基準が結べて授受作用が出来るのです。
人間で言えば、男性と女性(陽性と陰性)に分けた。
統一思想に書いてある内容を少し紹介します。
性相と形状が授受作用をするときの、両者は同格ではありません。すなわち各位が異なるのです。ここで格位とは資格上の位置をいいますが、資格とは主管に関する資格を意味します。(『原理講論』P131)。実際、格位とは能動性に関する位置をいうのであって、性相と形状が各位が異なるということは、性相は形状に対して能動的な位置にあり、形状は性相に対して受動的な位置にあることを意味するのです。そのとき、能動的位置にある要素や個体を主体といい、受動的な位置にある要素や個体を対象といいます。したがって性相と形状の授受作用において、性相が主体、形状が対象の立場になるのです。
主体と対象の格位は異なる
そのように主体は対象に対して相対的に中心的、動的、積極的、創造的、能動的、外向的であり、対象は主体に対して依存的、静的、消極的、保守的、受動的、内向的です。被造世界における、そのような主体と対象の差異の根源は原相内の四位基台の主体と対象の格位の差異にあるのです。
主体と対象の間においてのみ授受作用が行われます。すなわち格位の差がある所に授受作用が行われるのです。言い換えれば、二つの要素または個体が同格の場合は授受作用が行われず、むしろ反発が起こりやすいのです。陽電気と陽電気の間に行われる反発がその例です。
このブログで、私の感じた事を全て話すのは、無理ですが、今後、このブログで紹介していきます。(今までのブログも読んでいただければ嬉しいです。)
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